小さな店ほど、店主が、何でもやっています。
接客も、仕入れも、経理も、宣伝も。 気づけば、店を開けている時間より、こまごました作業に追われている。 そんな実感は、ありませんか。
そこで役に立つのが、作業の自動化です。
自動化、と聞くと、大げさに感じるかもしれません。 でも、身近なめんどうを少しラクにするだけで、時間は生まれます。
弊社は神戸で実店舗の集客やシステム開発をお手伝いしており、代表自身も店を経営しています。
店をやりながら実務に追われてきた立場から、小さな店の作業を自動化する、その始め方をお伝えします。
まず時間を取られている作業を見つける
自動化の前に、やるべきことがあります。
自分が、どの作業に時間を取られているかを、見つけることです。
やみくもに自動化しても、効果は出ません。 まず、いちばんの「時間泥棒」を特定する。
たとえば、こういう作業です。
- 予約の電話対応
- 問い合わせへの返信
- 常連さんへの連絡
- 在庫や発注の管理
- SNSの更新
この中で、いちばん時間を食っていて、いちばんめんどうなのは何か。
そこから手をつけるのが、正解です。
予約・問い合わせは自動化しやすい
多くの店で、効果が見えやすいのが、予約と問い合わせです。
電話や個別のやりとりに追われているなら、ここは大きく減らせます。
予約フォームや、ネット予約の仕組みを入れる。 お客さんが、自分で予約を入れられるようにする。 それだけで、電話対応の手間が、ぐっと減ります。
問い合わせも同じです。
「営業時間は?」「駐車場は?」といった、よくある質問。 これを、自動で答えられるようにしておく。
同じ質問に何度も答える時間が、なくなります。 しかも、お客さんは、いつでも答えを得られる。
お互いにとって、いいことです。
繰り返しの作業を仕組みで軽くする
もう一つ、効くのが、繰り返しの作業です。
毎回、手作業でやっていることは、たいてい仕組みで軽くできます。
常連さんへの一斉連絡。 SNSの、決まった時間の投稿。
こういうものは、一度仕組みを作れば、毎回の手間がなくなります。
小さな手間でも、毎日、毎週となると、積み重なると大きい。 その積み重ねを減らすと、驚くほど時間が空きます。
いきなり大きく変えない
ここで、大事な注意があります。
いきなり、全部を自動化しようとしないこと。
あれもこれも一度に変えようとすると、かえって混乱します。 新しい仕組みに振り回されて、逆に時間を取られる。
だから、まず、いちばんめんどうな一つから。 それを自動化して、効果を確かめる。 うまくいったら、次の一つへ。
小さく始めて、少しずつ広げる。 これが、失敗しない進め方です。
集客でも同じですが、一気にやろうとしないことが、結局いちばん確実です。
自動化は手を抜くためではない
最後に、いちばん伝えたいことを。
自動化の目的は、楽をすることではありません。
作業を減らして生まれた時間を、何に使うか。 そこが、いちばん大事です。
めんどうな事務作業に追われる時間を減らして、その分を、接客に使う。 店をよくすることに、頭を使う。 お客さんと、ちゃんと向き合う。
自動化するのは、機械にできることを機械に任せて、人にしかできないことに、時間を使うためです。
小さな店ほど、店主の時間は貴重です。 その時間を、事務作業ではなく、お店の本質的な部分に使う。
そのための自動化だと、考えています。
何から始めるか一緒に考えます
自動化は、大げさなシステムを入れることではありません。 自分の店の、いちばんめんどうな作業を、一つラクにする。 そこから始めれば、十分です。
弊社は、実店舗の集客や、業務の効率化・システム開発をお手伝いしています。 代表自身も店をやっているので、現場のめんどうが、身をもってわかります。
何に時間を取られているかわからない、何から自動化すればいいか迷っている。
そういう方は、一度ご相談ください。 まず、どの作業がいちばんの負担かを、一緒に洗い出すところから始めます。
Q&A
Q 小さな店でも、業務の自動化はできますか?
できます。自動化は大企業だけのものではありません。予約対応や問い合わせ返信など、身近なめんどうな作業を一つラクにするだけでも、時間が生まれます。大がかりなシステムでなく、小さな効率化から始められます。
Q 何から始めればいいですか?
まず、自分がどの作業に時間を取られているかを見つけることです。予約対応、問い合わせ返信、常連への連絡、在庫管理など、いちばん時間を食っていてめんどうなものから手をつけます。効果が見えやすいのは、予約・問い合わせの自動化です。
Q 費用はかかりますか?
仕組みによります。無料や低コストで始められるツールもあれば、店に合わせて作り込むものもあります。大事なのは、いきなり大きな投資をせず、いちばん負担の大きい作業から小さく始めることです。効果を確かめながら広げるのが、無駄がありません。
Q 自動化すると、接客が冷たくなりませんか?
むしろ逆です。自動化の目的は、事務作業を減らして、その時間を接客など人にしかできないことに使うことです。めんどうな作業を仕組みに任せるからこそ、お客さんとちゃんと向き合う時間が生まれます。